根菜類の植え替えに関する覚え書き

間引き苗が勿体無いけど普通は植え替えしない根菜類、
野口種苗研究所の通販サイトを見ると、根菜類であっても
種取り用の株は、形の良い株を選んで邪魔にならない場所に
株間を広げて植え替える、とされてるし、
人参と大根で試した経験では、移植を受け付けない訳ではない
ことは判っているのだが、他の例を捜してみた。

「トマト一直線」では「耐病ひかり かぶ」の間引き苗を
植え替える実験を試みた結果、
・根が割れたものが出来た
・根が増えたせいか、生育が早いと思った
・（見た目は兎も角）味は悪くない
と記載されてた。
http://haeaheri.blog66.fc2.com/blog-entry-279.html

「田圃に遊ぶ・・・」では
・蕪の間引き苗を植えれば遅れて大きくなる
・植え替えても出来る大きさは変わらない
と記載されてた。
http://brassica.exblog.jp/9550052/
http://brassica.exblog.jp/9560394/
こちらは（実験ではなく）普段の行為として植え替えてる模様。

自分の人参と大根も、間引き苗を植え替えたのだが
葉は植え替えなかったものと遜色なく茂ったが、
根が伸びずに短小な代物になった。
下に伸びるべき直根が痛んで伸びが阻害されるのでそうなったと
予測するのは容易かつ自然で、下に伸びずとも良い丸大根や蕪なら
影響が少ないであろうこと、生長しきった株であれば以降の移植も
形に影響を与え難いであろうことが予測される。

「間引き苗の植え替え」は「手間掛けても売り物にならないから」
やらないだけで、植物として間引き苗の植え替えが出来ない訳ではない。
今回みたいに自家消費用のを密に蒔き過ぎた場合は
バンバン植え替えすべき、と言える。よしやろう。