百姓作業記録@はてな

週末百姓の作業記録

糸瓜と獣害に関する覚え書き

ここ数日、何か覚え書きのネタがあったような気がし続けてたのだが
本日只今ようやく思い出したので、忘れぬうちに記録。

今年「新畑」に親父の隠居小屋を仕立てたので顕在化した、
あの周辺=里山に直結した地域での猪・鹿による食害は、
肥料として撒いた米ぬかを舐りに来るのは当然として、
無花果の苗木や向日葵の葉に至るまで、およそ食えそうなものなら
手当たり次第に食われてしまう状況である。
芽生えたばかりの彼岸花の葉まで食われたのは驚いた。
彼岸花の有毒成分は葉にもある筈なんだが…

従兄が栗の木を植えてるので、毎年この時期に侵入してたようだが、
今年は親父の焚き火+先に拾って残さない作戦が奏功したか
栗の実の食害は(今のところ)確認されていない。
煽りを食って伯父2号も拾い損ねてたらしいが(w

作物は結局何も植えなかったが、去年は「生存圏」内に侵入されて、
南瓜や甘藷の葉を根こそぎやられているから、
余程の侵入防止対策をしない限り望み薄だったと思われる。

…のだが、隠居小屋に這わせた糸瓜は全く食害を受けなかった。
小屋の壁だからといって遠慮するようなタマじゃない筈だが…
イメージ 1
(2012年10月14日撮影)

調べてみると、猿が好まないという情報は見つかった。
16年度 研究成果/滋賀県
http://www.pref.shiga.jp/g/nosei/gijyutu-kaigi/seika_16/seika_16.html
(1)サル・イノシシなどによる農作物被害回避技術 - 滋賀県
http://www.pref.shiga.jp/g/nosei/gijyutu-kaigi/seika_16/files/houkoku01.pdf

糸瓜の幼果は食べられるらしいが、それでも食ってないのは、
余程口に合わないのか、食えると知らんのか…研究の余地あり。
糸瓜は大量に作っても持て余すが、同じウリ科の苦瓜(蔓茘枝)なら…

地這いの南瓜や西瓜と違って、棚を作らんと格好にならんのが
糸瓜・苦瓜の欠点ではあるが、中古漁網で生け垣にして…
種取り→堆肥の温床で促成栽培は今年成功させたし…夢が広がりまくりんぐ