百姓作業記録@はてな

週末百姓の作業記録

2012年10月4日の作業記録

普段の行動範囲外の、大規模なホムセンのアウトレットコーナーで、
26cc草刈機が\13,900-だったので、ナイロンコードとセットで買って来た。
20ccなら\9,980-だったのだが、ナイロンコードは26cc以上推奨なんで。

最近は、手を離すと自動的にアイドルに戻るスロットルが一般化して
昔ながらの固定スロットルはプロ仕様機にしか設定がない。
安全面では新規格のレバーが優れてるに決まってるのだが、
なまじ固定式に慣れてるせいで、作業中にスロットル握りっぱなしを
要求される安全レバーが性に合わないので、お買い得な特売商品の
購入には二の足を踏んでいた。(プロ仕様機は洒落で買うには高過ぎ)

固定式のレバーを仕入れて改造しようかとすら思っていたところに
これは売れ残り品なせいで、素の状態で固定スロットル。
もう2度と無かろう掘り出し物に運命を感じ、購入に踏み切った。

<2012年10月5日追記>
業界全体で固定式を止めたんだろうな、とは薄々思ってたが、
「一般社団法人 日本農業機械工業会」のサイトに
「社団法人日本農業機械工業会 刈払機部会」の取り決めとして
『刈払機のスロットルレバー装置に係わる合意内容』がPDFで上げられてて、
そこには、レバーの機構が安全鑑定基準に適合しない製品は
2011年9月末日をもって生産中止とする、と記載されてた。
http://www.jfmma.or.jp/brushcutter201004.pdf
それで今年の初めあたりから安全レバー式しか見なくなったのね。

イメージ 1
組立・取付作業後の全景。街灯の明かりじゃ明るさが足りないか。
イメージ 2
型番の接写
イメージ 3
ベルト吊りに干渉してクランプがこれ以上は上がらないので、
ハンドルポストを逆向き(エンジン側向き)に付けて、腰下を長くした。
ハンドルは左にずらして取り付け、右わき締め効果を狙った。

タナカのパワーメイトというと、ホムセン安売り機の代名詞なイメージ。
タナカ(Tanaka) エンジン刈払機 PCG27EASP(S)
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B007BLRJEG/376-3785314-6366546
>新品/中古\27,500より

従兄2号にお強請りしたのは、マキタのMEM302、プロ仕様機だったりする。
【マキタ】エンジン刈払機MEM302
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B007UW7C84/
>新品/中古\53,400より

何がここまでお値段の違いになってるか?というと、部品の品質らしい。
素人がホムセンで気軽に買えるラインまでコストダウンするために、
クラッチを簡素に作ったり、プラ部品を多用しているので
毎日毎日朝から晩まで使い倒すプロの蛮用には耐えられないそうな。

逆に言うと、週一で半日使う程度の素人ならホムセン機で充分とも言えるし
きちんとメンテすれば寿命は飛躍的に延ばせる。それで壊れるまで使えば
自分の使い方にプロ仕様機が必要か否か判断出来るものと。

ナイロンコードは重くてクラッチに負担を掛けるので、より大排気量の
ホムセン機よりもプロ仕様機の方が向いてるらしいのだが、
あっちは刃仕様を固めちゃったので、こっちをナイロンコード用に仕立てた。