百姓作業記録@はてな

週末百姓の作業記録

あぜ塗りに関する覚え書き

水田の湛水に関する覚え書き
http://blogs.yahoo.co.jp/tristar19720518/7997052.html
前回の記事に関して、再度検索掛けて補足事項が増えたんで
追記ではなく新たに記事を立ててみる。

世間一般&畦塗り機のやり方は、前年の畔を剥がし取る「畦切り」
(ないし「畦取り」)の作業後、剥がした泥をそのまま戻す
という手法のようである。この辺ではそうじゃないから知らんが。

AgriArt「田んぼの畦塗り
05:不耕起自然農法でのお米づくり | 大和ミツバチ研究所
http://bee.agriart.info/?p=1099
畦(あぜ)とり、畦(あぜ)塗り|里地・里山だいはっけん
http://www.sato-sato.jp/2007/03/post_1.php

この「畦切り→畦塗り→代掻き」という順序の手法に対し
このあたりでは「畦切り→代掻き→畦塗り」で行う。
このやり方に関して、広島大学助教授(2005年時点)の
「近藤 武敏」氏の「てつがく村」に図解があったので引用。


以前見掛けて、図解が判り易いなと思ってたのだが
検索し直して再発見出来たので。

切った泥を戻す方式は、突き固めるのに筋力の要る
重労働のようだが、「あがた」方式は、泥を引き寄せるのが
面倒臭くはあるが、そこまで馬鹿力は発揮せずとも済む。
「叩き」も相手が泥だから、型に入れたケーキ生地の
空気抜きのようなものなんで、大して力は使ってない。

「畦潟」の当て字は、ここだと思ってたら違った。
マジで何処で見たんだろう?