百姓作業記録@はてな

週末百姓の作業記録

2013年2月10日の作業記録その1

午前中は厄払いの加持祈祷をして貰ってたんで、今日も百姓は午後から。
真言宗のお寺だから厳密な意味でも「加持祈祷」で正しいようだ)
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駐車スペースは山へ入る道の入口なんだが、いつものように車を止めて
何やら音がするんで後ろを見たら、伯父1号がスクラップを
重機で吊って出て来た。正直この絵面にビビった。
壊れたコンバインをこの道の奥で野積みしてたが、山の中の置き場に
移動させるっちゅーんで、露払いに駆り出された。
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山の中にある溜め池。かつては100人近い住人の食い扶持の
稲作を支えた農業用水。
ネット地図でざっくり測ると、巾50m×奥行き100m位ある。
江戸時代に人力で作ったと伝え聞く。10年くらい前に改修工事をしたんで
今は立派な土手&用水路だが、見ての通り谷の出口に堤を築いた典型的な
山池で、もしこの土手が決壊したら下流の壊滅は必至。
ここは集落からはひとつ隣の谷なんで、直撃食らう心配は無いが、
ふたつ隣の谷まで灌漑すべく、用水路が山際をウネウネと走る
ややこしい構造になってる。土地の勾配を測定して用水路を通す
経路を決めて溝掘って…をDIYでやったご先祖様に脱帽。

この池の脇に伯父1号の土地があり、そこに色々置いてた。
件のスクラップを置いた後で、以前乗ってた軽自動車の廃車体を
この近辺で山仕事してて雨に降られた際の避難小屋として敷地入口に
置いてるのが邪魔になったんで、敷地中央まで引きずって移動させた。
ブレーキが固着して車輪が回らず、人力では全く動かなかったが、
流石は重機のパワー、いとも簡単に動いた。
そんなこんなで往復含めて軽く1時間は拘束された。

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道の脇に置いてある椎茸のホダ木。こんな環境が理想的。
これは伯父1号のホダ木だそうで、来週あたり収穫適期かな?